Macintosh 雑記帳（バックナンバー）

セガってだっせーよな……残念な結末

リンクページ更新

Macintosh G3 DT 266 (E) Setup（その３）

MacDays in GW iWeek '99 Report

• 「My Sweet Quadra」が更新を再開したようだ。のんびり気長にされますように。

お疲れさま「My Sweet Quadra」

• 私の好きだったページの一つである「My Sweet Quadra」が更新を中断した。Macintosh のページの先駆者にお疲れさまと言いたい。
• 更新を中断した理由はわからない。私もページを公開しているが、それには多大なエネルギーを必要とする。公私ともに充実していないと辛いものがある。私も4月から仕事上で多忙になり更新を滞らせている。
• 今回の「My Sweet Quadra」の更新中断に触発されて、ちょっと書いてみたい。もう少し練り上げてから公開するつもりであったが、仕事が忙しく公開の目処がたたないからだ。物事には時期がある。多少言葉足らずになるが公開する。私は「My Sweet Quadra」の更新中断理由を知らないし、内容的には何ら関係がない。念のため。

• ホームページを開いてからメールをもらうことが増えた。励ましのメールをいただけた時にはうれしくて「ページを開いて良かった」と思う。共感や賛同や感謝の言葉ほどページを作成している者を喜ばせるものはない。そう、私がこうしてページを公開し続けているのは自己満足が90%だが、わずかながらでもそういう嬉しいメールも期待しているのだ。
• ただ、もらっても不快なメールもある。「いろいろな人が世の中には居る」「たぶん、言葉が足りないだけだろう」と思っても耐えられない事が多い。そういうメールには返事も出さないが、しばらくページの更新をするのが面倒になったりする。
• 電子メールというものは新しいメディアである。メールというので「手紙」であるには違いない。しかし「手紙」と大きく違うことがある。それは「手軽さ」である。メールは切手を貼ったりポストに入れに行く必要がなく、クリックひとつで送ることができる。そして、ホームページにはメールアドレスが記載されていることがほとんどで、見ず知らずの相手にもアドレスを調べることなく簡単に送れるのだ。
• さらに電子メールには「簡潔に書く」という暗黙のルールがある。ネットワークの不可を少なくし、サーバの容量負荷を少なくするためにこのようなルールがあるのだ。しかし、これは良くないルールである。今では満足いかないにしてもネットワークは拡張され高速化している。ハードディスクも安くなり、メールサーバーの処理能力も向上している。それなのに昔のルールがそのまま生き残っているのだ。
• ただ、私は何も電子メールに長々と季節のあいさつを書こうと書きたいのではない。書式の問題ではないのだ。簡潔な書式には問題はない。しかし、先に述べた「手軽さ」や「簡潔さ」ゆえに内容まで簡潔になりがちだという問題を指摘したいのである。まあ、既に面識のある者どうしのメールであれば簡潔であっても構わないかもしれない。ここで問題にしたいのはあくまでも面識のない相手に対するメールについての話だ。
• 全く面識のない相手からメールをもらえるというのはホームページを公開しているがゆえの喜びである。これは先に書いたとおりだ。しかし、そのメールに「簡潔」に質問事項だけが書かれていたらどうだろう？「xxxxです。Centrisに使えるビデオカードに何か良いものはありますか？」これは極端だが、このようなメールをもらうことがあるのだ。しばし考えてしまう。私は Macintosh のコンサルタントなのか？
• 私はホームページとは情報の共有化の手段であると思っている。誰かが先にトライしたことを公開すれば2人目からは同じ苦労をしなくて済むのだ。そういうページがたくさん公開されれば情報量は飛躍的に多くなる。これが今の爆発的なインターネットの普及の原動力だろう。そのページ制作者に問い合わせをしたくなる気持ちもわからないではない。
• しかし、ページを作るのは大変なのだ。作成上のテクニックを言っているのではない。内容（コンテンツ）を考えるのが大変なのだ。いろいろと自分で調べて実験してコンテンツを作り上げることには多大なエネルギーを必要とする。私のように週に1回もページを更新しない者でさえも大変だと思っているのだ。ページを見る側の人達にはそれを理解してもらいたい。その上でメールを書いて欲しいと思う。
• 話のまとまりがなく、申し訳ない。タイトルの「想像力を持とう！」に込められているのはこういうことだ。メールを書く人にお願いしたい。メールの相手が目の前にいると想像して書いてもらえないだろうか？
• 初対面の人が目の前にいる。その人に「あなたはいつも頑張っていますね。これからも頑張って下さい」と言ったとしよう。言われた人は嬉しいかもしれないが、「あなたは誰なの？」と思わないだろうか。名前やハンドルネームを聞かされてもその疑問は消えない。別に身元を明かす必要はないが、せめて学生なのか社会人なのかなど簡単な自己紹介はあってしかるべきだろう。メールでは相手が何者かわからないというのは不気味なことだ。
• また、あなたは初対面の人に「そうそう、あなたは Macintosh に詳しいですよね。私の iMac の調子が悪いので見て下さいよ」と言えるだろうか。ていねいな言葉づかいをしても「お忙しいとは思うのですが」とか「本来ならあなたにお願いすることではないのですが」とか言葉を飾ってみたところで変わりはない。普通の人なら言えないだろう。よほど厚かましくない限りは。
• 私は別にその手の質問をしない方が良いと言っているわけではない。世の中には人に教えるのが好きな人もいる。親切な人もいるからだ。しかし、初対面でそれがわかるだろうか。ページを見ればその人がどういう人かはわかるかもしれない。しかし、それはその人のごく一部分でしかない。その人は一日中ページを作っているわけではないのだ。仕事もあるかもしれない。学校に行っているかもしれない。家族がいるかもしれない。人と面識を持つと言うことはそういう事を少しづつわかっていくことではないだろうか。それがわかって始めてその人にそういうお願いをしても良いかがわかるのではないのだろうか？
• メールという手段には人間関係を希薄にするという弱点がある。面と向かっていないという安心感が人を変えてしまう。自分の身元を明かさないで済むという匿名性が人を変えてしまうのだ。小心な人が大胆になったり横柄になったりする。ぜひ、相手が目の前にいると想像して欲しい。そうすれば相手のことを気遣うメールが書けるだろう。テクニックなど必要ないのだ。相手のことを想像して書くというのが一番大切なことなのだ。