パソコンとはパーソナル・コンピュータの略称です。(ちなみに PC は IBM-PC/AT の略でパソコンの略ではありません。)ですから、各自が使いやすいようにカスタマイズして構わないのです。カスタマイズするとパソコンが不安定になるから止めるようにいう人がいます。それも一理あります。しかし、それではつまらないでしょう?注意してカスタマイズすれば不安定になることはありません。仕事に使うコンピュータではないのです。最悪、多少不安定でもよいと割り切りましょう。それくらいの思い切りが必要です。そんなに難しいことはありません。さあ、始めましょう。
スクリーンセーバーをインストールしよう
液晶モニタ(LCD)では不要ですが、CRT モニタの場合、スクリーンセーバーは必須です。CRT で同じ画像を長時間表示し続けると、その画像の跡が残ってしまいます。これを「焼き付き」と呼びます。特に明るい画像は焼き付きやすいので、Mac OS では上部のメニューバーが焼き付きを起こしやすいのです。
昔からの Macintosh ユーザーはデスクトップは灰色と思っているかもしれませんが、最近はそうではありません。これは Windows95 の影響かもしれません。Mac OS も Mac OS 8.0J からデスクトップピクチャを標準でサポートしました。Mac OS 8.0J では搭載メモリが少ないと Mac OS が不安定になったような記憶がありますが、Mac OS 8.5J では問題なく使えています。(それほど長い時間使ったわけではなく、私の Power Macintosh G3 DT 266(E) は搭載メモリが多いから安定しているのかもしれません。)
Mac OS は慣れてくるとキーボードショートカットを使うと便利です。しかし、デフォルト(初期状態)では設定されていないショートカットがあります。特に、以下にあげる「特別」メニューのショートカットはあった方が便利です。
Mac OS 8.0J 以降はメニューがプルダウンした時にマウスボタンを放してもプルダウンメニューがそのまま保持されます。これも Windows95 の影響かと思いますが便利な機能です。これを Mac OS 7.6.1J 以前で実現するためのフリーウェアが「Relax Finger」です。
スクリーンセーバーは絶えずゆっくりとでも画像が動き続けることでこの焼き付きを防止します。ただ、スクリーンセーバーでも一部分しか動かないものは不適当ですので注意して下さい。キャラクタ物や画面サイズよりも小さいサイズのスクリーンセーバーは注意が必要です。
さて、Windows には標準で付属しているスクリーンセーバーですが、Mac OS ではオプションです。これは Mac OS の方が歴史が古く、スクリーンセーバーそのものが独自に進化しバラエティに富んでいるからです。どれかを標準搭載するにはいろいろ問題があるのでしょう。
スクリーンセーバーにもいろいろあります。簡単に説明しましょう。
デスクトップピクチャを変えてみよう
デスクトップピクチャは従来のデスクトップパターンと異なり、デスクトップに好きな画像を貼り付ける機能です。Mac OS 8.5J ではコントロールパネルの「アピアランス」で設定可能です。
また、Mac OS 7.6.1J 以前の場合には「Decor」を使用することで同様の事ができます。
キーボードショートカットを追加しよう
これらは「ShortCut+」というフリーウェアで簡単に追加することが可能です。
Mac OS 8.0J 以降はキーボードショートカットが変更になっています。そのため、「ShortCut+」もバージョンアップして ver. 1.3.1 になっています。
インストール前の「特別」メニュー
インストール後の「特別」メニュー
インストール前の「特別」メニュー
インストール後の「特別」メニュー
プルダウンメニューをキープしよう
[セットアップ(その1)]
[(その2)]
[カスタマイズ(その2)]