Macintosh カスタマイズ(1)

最終更新 1999/06/06

 このページはApple Power Macintosh G3 DT 266 (E) を例にして Macintosh のカスタマイズ方法を説明します。ただし、あくまでの私の経験による個人的意見です。皆さんそれぞれで判断して下さい。また、内容については正しく記述しようと努力はしていますが、絶対正しいと保証できるものではありません。何かトラブルが起こっても私は責任を負えません。ご承知おき下さい。
自分なりにカスタマイズしよう

パソコンとはパーソナル・コンピュータの略称です。(ちなみに PC は IBM-PC/AT の略でパソコンの略ではありません。)ですから、各自が使いやすいようにカスタマイズして構わないのです。カスタマイズするとパソコンが不安定になるから止めるようにいう人がいます。それも一理あります。しかし、それではつまらないでしょう?注意してカスタマイズすれば不安定になることはありません。仕事に使うコンピュータではないのです。最悪、多少不安定でもよいと割り切りましょう。それくらいの思い切りが必要です。そんなに難しいことはありません。さあ、始めましょう。

スクリーンセーバーをインストールしよう

 液晶モニタ(LCD)では不要ですが、CRT モニタの場合、スクリーンセーバーは必須です。CRT で同じ画像を長時間表示し続けると、その画像の跡が残ってしまいます。これを「焼き付き」と呼びます。特に明るい画像は焼き付きやすいので、Mac OS では上部のメニューバーが焼き付きを起こしやすいのです。
 スクリーンセーバーは絶えずゆっくりとでも画像が動き続けることでこの焼き付きを防止します。ただ、スクリーンセーバーでも一部分しか動かないものは不適当ですので注意して下さい。キャラクタ物や画面サイズよりも小さいサイズのスクリーンセーバーは注意が必要です。
 さて、Windows には標準で付属しているスクリーンセーバーですが、Mac OS ではオプションです。これは Mac OS の方が歴史が古く、スクリーンセーバーそのものが独自に進化しバラエティに富んでいるからです。どれかを標準搭載するにはいろいろ問題があるのでしょう。
 スクリーンセーバーにもいろいろあります。簡単に説明しましょう。


デスクトップピクチャを変えてみよう

昔からの Macintosh ユーザーはデスクトップは灰色と思っているかもしれませんが、最近はそうではありません。これは Windows95 の影響かもしれません。Mac OS も Mac OS 8.0J からデスクトップピクチャを標準でサポートしました。Mac OS 8.0J では搭載メモリが少ないと Mac OS が不安定になったような記憶がありますが、Mac OS 8.5J では問題なく使えています。(それほど長い時間使ったわけではなく、私の Power Macintosh G3 DT 266(E) は搭載メモリが多いから安定しているのかもしれません。)
 デスクトップピクチャは従来のデスクトップパターンと異なり、デスクトップに好きな画像を貼り付ける機能です。Mac OS 8.5J ではコントロールパネルの「アピアランス」で設定可能です。

  1. コントロールパネルで「アピアランス」を開き、「デスクトップ」を選びます。
  2. 「ピクチャの選択...」をクリックします。
  3. 表示したい画像ファイルを選びます。(PICT、GIF、JPEG 画像が選択可能です。)
    • Mac OS 8.5J では 標準で数点のデスクトップピクチャが付属しています。
    • ここでは、システムフォルダの中の「アピアランス」→「デスクトップピクチャ」→「写真」の中にある「ナスカの地上絵(ハチドリ)」を選んでみました。
    • まあ、普通はアイドルの写真などを選びますね。(^^;)
  4. 「選択」をクリックします。
  5. 位置決めをして、「デスクトップに表示」をクリックすれば完了です。
  6. デスクトップはこのようになります。(画像160KB)
 また、Mac OS 7.6.1J 以前の場合には「Decor」を使用することで同様の事ができます。
  1. 「Decor」を起動します。
  2. 表示したい画像ファイルを選び、「開く」をクリックします。
  3. ビデオカードを使っている場合には「オプション」の「ディザ」をチェックします。
  4. また、画像ではなくフォルダを「選択」すると、そのフォルダ内の画像ファイルを一定時間毎にデスクトップピクチャに入れ替えて設定することができます。入れ替え間隔は「オプション」で設定可能です。

キーボードショートカットを追加しよう

 Mac OS は慣れてくるとキーボードショートカットを使うと便利です。しかし、デフォルト(初期状態)では設定されていないショートカットがあります。特に、以下にあげる「特別」メニューのショートカットはあった方が便利です。

 これらは「ShortCut+」というフリーウェアで簡単に追加することが可能です。
 Mac OS 8.0J 以降はキーボードショートカットが変更になっています。そのため、「ShortCut+」もバージョンアップして ver. 1.3.1 になっています。


プルダウンメニューをキープしよう

 Mac OS 8.0J 以降はメニューがプルダウンした時にマウスボタンを放してもプルダウンメニューがそのまま保持されます。これも Windows95 の影響かと思いますが便利な機能です。これを Mac OS 7.6.1J 以前で実現するためのフリーウェアが「Relax Finger」です。


セットアップ(その1)] [(その2)] [カスタマイズ(その2)
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そんなにたいしたページではありませんが…(^^;)
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