Macintosh 雑記帳（バックナンバー）

このページには Macintosh についての個人的メモを掲載しています。不定期に更新します。

2004/12/12

Beige Reborn ! (Part 4)

さて、インストールしたMac OS Xだが、さすがにノーマルのPower PC G3 266MHzには荷が重い。全く実用にはほど遠いのだが、機能確認ぐらいは可能である。ここで私は認識を新たにした。リリース当初のMac OS Xは多くの未完成部分があったが、Mac OS X 10.2.8ではほとんど完成されているようだ。
例えば、SCSIなどレガシー・インターフェースはサポートされないのかと思いきやSCSIの外付けHDDや内蔵のMOドライブはあっさりマウントされてしまった。ADBキーボードやマウスも問題はない。ただ、シリアルポートは難しいようだ。私のPalm VxとはHot Syncできないのだ。
Classic環境の互換性も私の想像を超えていた。Mac OS 9.2.2で動作していたアプリケーションの多くはClassic環境でも動作するようだ。
ただ、困った問題もある。確かにClassic環境の互換性は高いようだが、十分ではない。ATOKなどの日本語入力用のIMEは動作しない。これは私が持っているATOK13が動作しないというだけではなく、Classic環境で動作する日本語IMEは「ことえり」だけで、サードパーティのIMEは全く動作しないのだ。ことえりが動作するのであるから開発は可能だと思われるが、Macintoshマーケットが縮小していることもあり、ソフトハウスに開発する意欲がないのかもしれない。あるいは、早々にMac OS Xに完全移行するためにアップルがClassic環境のIMEの仕様を公開していないのかもしれないが……
また、マウスのホイールが効かない。ホイール付マウスに慣れてしまうと普通のマウスには戻れないほど快適なのだが、Classic環境では全く効かない。このIMEとホイール付マウスの問題は大きい。全てのアプリケーションに共通に関わるからだ。やはり、Classic環境は継続して使えるものではなく、あくまでもMac OS Xへのつなぎでしかないのだろうか。
他にも困ったことはある。例えば、Mac OS XにはRAMディスクがないようだ。つまり、RAMディスクにインターネットブラウザのキャッシュファイルを置いておくような使い方はできないわけだ。Internet Explorerは開発が終了したこともあり、これ以上の改良は望めないのだが、相変わらずキャッシュがらみの不具合はあるようだ。Safariは改良が進んでいるようだがMac OS X 10.2.8では古いバージョンしか使えないので表示できないページもままあるのである。当然ではあるが、Classic環境でもRAMディスクはマウントされないし、Mac OS 9用のInternet Explorerが起動するわけでもない。
そして、Mac OS Xでは内蔵フロッピーディスクドライブが認識されない。そのためフロッピーディスク経由でファイルをやりとりする場合にはMac OS 9で再起動する必要がある。まあ、外付けのUSB接続のフロッピーディスクドライブなら認識するようだし、最近は当たり前になったUSB接続のメモリーを使えば問題は解決するのだが、わざわざ購入するほどでもないようだ。
このような困った問題はいくつかあるものの、基本的にはMac OS Xへ移行すべきなのだろう。先に書いた通り、多くのソフトウェアでMac OS Xへの移行が完了しつつあり、Mac OS用のソフトウェアは開発が終了してしまっているからだ。
例えば、基本的なインターネット関連アプリケーションはMac OS Xに移行しても問題ない。インターネットブラウザならInternet Explorer、Netscape、iCabやMac OS Xに付属するSafariがある。メーラーなら同じくMac OS Xに付属するMailがある。動画を再生するにもQuickTime Player、Real One Player、Windows Media Player 9がある。これらはMac OS用よりもMac OS X用の方がバージョンが高いのである。
さらに、重要なポイントはMac OS Xの方がインターネットへのアクセスが速く安定しているようなのだ。体感的にはダウンロード速度などは2倍ぐらいだし、勝手に接続を切られるようなことはない。また、Mac OS XではUSB 2.0をサポートしている点も大きい。私は外付けのHDDをUSB接続しているのだが、USB 2.0のスピードが生かせる点は大きいのだ。USB1.1とUSB2.0のスピード差は理論値では12Mbps対480Mbpsで40倍もあるのである。
というわけで、先に書いた事情もあるのでMac OS Xに完全に移行できないのではあるが、現状では9割方をMac OS Xで使用している。もちろん、ノーマルのPower PC G3 266MHzで使っているわけではない。それらについては後日書いてみたいと思う。

2004/11/23

閑話休題

諸事情があり更新が滞っているが、毎度のことである。
その諸事情の1つにMac OS 9.2.2とMac OS X 10.2.8のデュアルブートによるトラブルがある。簡単に書いておこう。
私の知識では原因は解明できないが、Mac OSとMac OS Xを交互に起動して使うとゴミ箱に変なフォルダが入るようになったのだ。中身はカラである。
これはATA66カードの副作用という人もいるが、私はMac OS Xで作成された何らかの設定ファイルをMac OSが認識できないためゴミ箱に移動してしまうと思っている。とはいうもののHDDをオンボードのE-IDEに接続し直していないので確証はない。ただ、このフォルダを削除してもMac OS Xは何ら問題なく起動するので放置している。少し気持ち悪いのではあるが……
それなら「Mac OS Xを使わなければ良いではないか」、あるいは、「Mac OS 9からすっぱりMac OS Xに移行すれば良いではないか」と言われそうなのだが、それは簡単ではない。
詳しくはまたの機会に書くとしよう。

2004/07/07

Beige Reborn ! (Part 3)

では、順番に書いていこう。パワーアップには順番があるからだ。第1期、第2期については Power Macintosh G3 DT Power Upを参照して欲しい。今回は第3期と第4期の内容紹介になるのだが、かなりハードルが高いので初心者の方にはお勧めできない。このページを見て実施される方はくれぐれも自己責任で行っていただきたい。ちなみに、ほぼ同時期のパワーアップである第3期と第4期を分けたのはその間に大きなトラブルを経験したからである。内容的にはワンセットと思っていただいて問題はない。
さて、最初にMac OS Xのインストールである。このインストールはノーマルのCPU（PowerPC G3 266MHz）で行ったのだが、すんなり進まなかった。Mac OS XのインストールCDから起動ができなかったのだ。Mac OS 9.2.2の起動ディスクでMac OS XのインストールCDを選んで再起動しても画面がブラックアウトして進まなくなってしまうのだ。
これはよく起こるトラブルのようだ。このトラブル時にはマシンをデフォルト状態（初期状態＝購入時の状態）に戻すと解決するらしいのだが、私の場合はここで悪戦苦闘してしまった。初期状態というのがクセモノで、結論から書いてしまうと私の場合、CD-ROMドライブをマスター接続する必要があったのだ。
私の場合、Gossamer Rev.3（Gossamer：ベージュのPower Macintosh G3の開発コード、マザーボード名称）なので、オンボードのE-IDEバスはマスター/スレーブ接続に対応している。それが2系統あるので4台のIDE/ATAPIデバイスを接続できるのである。おそらく、デフォルトでは2系統のマスターにそれぞれHDDとCD-ROMドライブが接続されていたのであろう。しかし、私の場合CD-ROMドライブがスレーブに接続されていた。記憶にはないのだが、HDDを増設した際などに設定を変えてしまっていたようだ。CD-ROMドライブをマスター接続にした後はすんなりインストールが完了した。
アップルのTIL（Tech Info Library）にも記載されていたが、Mac OS XのCDから起動するにはマスター接続のドライブが必要なのだ。（Tech Info Library：ID106728「Mac OS X: ATA ID 1（スレーブ）ディスクドライブからはインストールできない」）私の場合、試行錯誤の結果この結論にたどりついたのであるが、アップルはきちんと情報を公開していたわけだ。このような公開情報は事前に確認しておくべきだったと痛感した次第である。
もう1つ重要な問題は俗に「8GB問題」と呼ばれるものである。発売時に8GB以下のHDDを搭載されて発売されたMacintoshが対象になると思われるが、8GB以下のHDDボリュームにしかMac OS Xはインストールできないのである。例えば、対象モデルであるPower Macintosh G3 DTに120GBのHDDを増設した場合、そのままではMac OS Xはインストールできない。
ただ、「8GB以下のHDDにしかインストールできない」のではなく、「8GB以下のHDDボリュームにしかインストールできない」のであわてる必要はない。この「ボリューム」というものを理解できれば簡単である。TILに『「ボリューム」とは、ATA ハードディスクまたは ATA ハードディスクパーティションのいずれかを指します』と書かれている通り、パーティションを切って120GBのHDDを8GB＋112GBに分割してしまえば良いのである。
この話題はネット上でも多く語られているのだが、俗説も多い。少し整理してみよう。まず、これはMac OS XのことであってMac OSには該当しない。つまり、Mac OS 9などを120GBのHDDにインストールしても何ら問題なくできるのである。
また、「ATAカードを増設してHDDを接続している場合には8GB問題はない」という説については個人的な見解だが正しくないと思っている。これはアップルがそういう情報を公開しているわけでなく、経験からそう言われているのだが、そもそもアップルがATAカードを供給していないのでアップルに情報を期待するのは酷というものだ。
個人的な経験による結論は「ATAカードを使用すると8GB以上のボリュームにもインストール可能。しかし、Mac OS Xのシステムがボリュームの先頭の8GBに収まっているうちは問題ないが、一部でも8GB以降にはみ出すと不具合が発生する」というものである。私が経験したのはアップデートの際の不具合である。120GBのHDDを40GB×3にパーティションを切って2番目のパーティションにMac OS Xをインストールしたのだが、何度目かのセキュリティアップデートの終了後に再起動できなかったのだ。結果的にはボリュームを初期化して再インストールすることになったのだが、同様の不具合を何度か経験したことでこの結論に到達した。他の要因も考えられるので絶対に正しいとは言い切れないが、今は8GBのパーテション内にインストールをして様子を見ている状態である。実は前回の更新から時間があいてしまったのはこのトラブルシューティングに苦心していたからなのだ。
ちなみに、8GBとはボリュームサイズであり、8GBで販売されているHDDが必ずしも8GBのボリュームサイズであるとは限らないので注意が必要である。さらに、これはIDE（ATA）ドライブについての制限であり、SCSIのHDDは該当しない。詳しくはアップルののTIL（Tech Info Library：ID106235「Mac OS X: インストール時に対象とするディスクがグレイ表示されている」）を参照して欲しい。対象モデルも含めて詳しく記載されている。
他にもいくつかの注意点がある。まず、Mac OS XはMac OS拡張フォーマット（HFS Plus）でイニシャライズしたHDDにしかインストールできない。もう1つ、PRAMクリアもチェック項目だろう。Mac OS Xのインストールがうまくいかない場合、PRAMクリアをするとうまくいくことが多いようだ。クリアの方法はアップルのTIL（Tech Info Library：ID2238「Macintosh: PRAM および NVRAM をリセットする方法」）を参照して欲しい。
さて、最初に「Mac OS XのインストールはノーマルのCPUで行った」と書いたが、現状ではSonnet Technologies社の「Crescendo/ZIF G4 1.0 GHz-1M EG4-1000-1M-U」のままインストールを行っている。問題なくインストールが可能なのだが、Mac OS Xを最初にインストールする場合には問題の切り分けが容易なのでノーマル状態に戻してからインストールすることを強くお勧めする。

2004/06/06

Beige Reborn ! (Part 2)

さて、具体的に書いていこう。私のPower Macintosh G3 Desktop 266MHz(E)は既に多くの増設を行い、かなり機能強化されていたのだが、Mac OS Xへの移行の必要性を強く感じるようになっていた。確かに機能強化したことで、Mac OS 9.2.2では不自由なく使えていたのだが、アップルがMac OSのバージョンアップを終了して以来、多くのソフトがMac OS Xのみしか対応しなくなってきていたからだ。まあ、フリーで配付しているソフトウェアが多いので当然ではあるのだが……
このPower Macintosh G3 Desktop 266MHz(E)のCPUはZIFと呼ばれるソケットに取り付けられているが、そのZIFソケットに対応したCPUアクセラレータはなかなかスピードが上がらなかった。今まではシステムバス速度が66.7MHzであることが制約になっていたのか500MHzが限界と思われていたが、Sonnet Technologies社は何らかの方法で解決したのだろう、ようやく1GHzモデルの登場となったわけだ。実のところ、G2 MacintoshとかPCI Power Macintoshと呼ばれるPower Macintosh G3以前のモデルではPCIバスに挿すタイプの800MHzのCPUアクセラレータが存在するのである。待っていたかいがあったというものだ。
とはいうものの、Power Macintosh G3 Desktop 266MHz(E)はMac OS X 10.3 Pantherのサポートから外れているし、多くのシステムユーティリティの動作対象外のモデルでもある。このようなモデルに追加投資を行うより、新製品を購入した方が賢いかもしれない。実際のところ、秋葉原のMacintosh取り扱い店をまわっても「趣味の世界ですね～」と言われてしまった。しかし、私が欲しいモデルがアップルのラインアップにないのである。日本のパソコンマーケットの中心はノートブックと省スペースデスクトップなのだが、アップルには省スペースデスクトップモデルがないのだ。（ちなみに、私はiMacやeMacは一体型に分類している。念のため）それゆえ、私はこのPower Macintosh G3 Desktop 266MHz(E)を使い続けるしかないのであるが、そのための決断がこの「Crescendo/ZIF G4 1.0 GHz-1M EG4-1000-1M-U」の購入なのだ。
このSonnet Technologies社の「Crescendo/ZIF G4 1.0 GHz-1M EG4-1000-1M-U」はマイナーバージョンアップ品である。発売当初は「Crescendo/ZIF G4 1.0 GHz-1M EG4-1000-1M」というモデル名で最後の「-U」がついていなかった。違いは最初のモデルがベージュ G3と呼ばれるPower Macintosh G3しかサポートしていなかったのに対して、このモデルはPower Macintosh G3 Blue & Whiteもサポートしていることである。
発売当初からこのアクセラレータにはいろいろな噂があった。「Mac OS Xはインストールできない」「Mac OS 9でもフリーズしまくって使えない」「起動すらしない」……。市場への流通数自体が少なく、これらの噂の検証すらままならない状態だったが、このマイナーバージョンアップは「多分、バグがあったとしても改善されているだろう」という大きな安心材料になったのだ。
結論から書いてしまえば、私の環境では「Mac OS Xはインストールできたし、使えている」し、「Mac OS 9.2.2も問題なく使えている」し、「普通に起動するし、暴走したりしていない」のである。ただ、その環境を構築するまでに多くのトラブルも経験したのも事実である。先に項目だけを挙げてみよう。もちろん、これらは結果的には全て解決しており、今では問題なく使用できている。
- Mac OS Xがインストールできなかった
- Mac OS Xをインストールした後にMac OS X 10.2.8からMac OS 9.2.2に切り替えてから起動すると必ずDisk First Aidが起動するようになった
  さらに、1ヶ月に1度程度ディスクがクラッシュするようになった
- CPUをSonnet Technologies社のCrescendo/ZIF G4 1.0 GHzに交換したらMac OS 9環境で文字表示が欠けるようになった
- ATI RADEON 7000 PCI Mac Editionを増設したらUSB1.1カードとあたって起動しなくなった

2004/05/23

Beige Reborn ! (Part 1)

これはSonnet Technologies社の宣伝文句だが、私のPower Macintosh G3 Desktop 266MHz(E)も生まれ変わった。Sonnet Technologies社のCPUアクセラレータ「Crescendo/ZIF G4 1.0 GHz-1M EG4-1000-1M-U」を組み込んだからだ。これにより大幅に機能が向上したのだが、多くのトラブルも経験した。このあたりを少しずつレポートしていきたいと思う。
まずは、私の環境の変遷を紹介しておこう。うまくいけばここまでは可能であるという実例である。

	ノーマル	第1期	第2期
時期	1999/03	2000/02	2002/10
CPU	PowerPC 750(266MHz)
RAM	192MB (64MB＋128MB) *1		448MB (64MB＋128MB＋256MB)
ビデオカード	オンボード(ATI Rage Pro) VRAM：2MB	オンボード(ATI Rage Pro) VRAM：6MB
ハードディスク	E-IDE (ATA) 4GB		E-IDE (ATA) 4GB ATA-100 80GB
CD-ROM	ATAPI 24倍速
リムーバブルディスク	-	SCSI-1 640MB MOドライブ *2
PCIスロット	-	USB1.1カード(2ポート)*3	USB1.1カード(2ポート)3 ATA-66カード 4
Mac OS	Mac OS 8.5E	Mac OS 8.6J

*1）英語版モデルのため64MB。（日本版モデルは32MB）ショップで128MB DIMMをセット販売。
*2）ヤノ電器社 MO640i-SR TypeL
*3）デンノー社 PUC-02（Macally PUC-02、Mathey PUC-02）
*4）ユニオンブロス社 UBH-AT6（ACARD Technology社 AEC-6260M相当）

	ノーマル	第3期	第4期
時期	1999/03	2004/03	2004/05
CPU	PowerPC 750(266MHz)	PowerPC 7455(1GHz) *5
RAM	192MB (64MB＋128MB) *1	448MB (64MB＋128MB＋256MB)
ビデオカード	オンボード(ATI Rage Pro) VRAM：2MB	オンボード(ATI Rage Pro) VRAM：6MB	PCIバス3Dグラフィックカード VRAM：32MB *6
ハードディスク	E-IDE (ATA) 4GB	ATA-100 80GB ATA-100 120GB	ATA-100 120GB ATA-100 120GB
CD-ROM	ATAPI 24倍速
リムーバブルディスク	-	SCSI-1 640MB MOドライブ *2
PCIスロット	-	USB1.1カード(2ポート)3 ATA-66カード 4	ATA-66カード 4 グラフィックカード 6 USB2.0カード(5ポート)*7
Mac OS	Mac OS 8.5E	Mac OS 9.2.2J / Mac OS X 10.2.8

*1）英語版モデルのため64MB。（日本版モデルは32MB）ショップで128MB DIMMをセット販売。
*2）ヤノ電器社 MO640i-SR TypeL
*3）デンノー社 PUC-02（Macally PUC-02、Mathey PUC-02）
*4）ユニオンブロス社 UBH-AT6（ACARD Technology社 AEC-6260M相当）
*5）Sonnet Technologies社 Sonnet Crescendo ZIF 1GHz（Crescendo/ZIF G4 1.0 GHz-1M EG4-1000-1M-U）
*6）ATI Technologies社 RADEON 7000 Mac Edition 32MB（日本語版）
*7）ラトックシステム社 REX-PCIFU4（外部4ポート、内部1ポート）

さて、旧モデルに投資してパワーアップする費用で新モデルが買えるとよく言われる。私が実際にいくら投資したか計算したのがこの表である。

時期	製品名	機能	価格	購入店
1999/03	128MB DIMM	128MB DIMM (ショップでセット販売)	￥0	秋葉館
1999/12	Yano MO640i-SR TypeL	SCSI-1 640MB 内蔵型MOドライブ	￥58,800	秋葉館
2000/01	V4M-G3 AD	4MB VRAM	￥6,400	秋葉館
2000/02	PUC-02	USB1.1カード(2ポート)	￥3,580	秋葉館
2001/11	GH-SYG256M(GD58)	256MB DIMM	￥4,800	神和電機
2002/10	UBH-AT6	ATA-66カード	￥8,800	LAOX
2002/10	Seagate 80GB HDD (ATA100)	7200rpm 2MB Cache 3.5inch	￥15,100	LAOX
2003/07	IBM 120MB HDD (ATA100)	7200rpm 8MB Cache 3.5inch	￥16,600	LAOX
2004/03	Sonnet Crescendo G4/ZIF 1G/1M/250	PowerPC 7445 CPUアクセラレータ	￥52,980	秋葉館
2004/03	Seagete 120GB HDD (ATA100)	7200rpm 8MB Cache 3.5inch	￥12,160	LAOX
2004/04	ATI RADEON 7000 PCI Mac Edition	PCIバス3Dグラフィックカード	￥18,690	OLIO SPEC
2004/05	RatocSystem REX-PCIU4	USB2.0カード(5ポート)	￥2,480	LAOX
.	.	合計	￥200,390	.

確かにこれだけの金額があればローエンドのPowerMac G5が購入できるかもしれない。しかし、これは5年間の投資費用であり、この投資によってPower Macintosh G3 Desktop 266MHz(E)が延命できたことを忘れてはならない。個人的にはレガシーの周辺機器や従来のソフトウェアの継続利用もできているため有効な投資だったと思っている。

バックナンバー（その28）

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