World PC Expo 99 Report(その2)

Last Updated 1999/09/12

このページには World PC Expo 99 についての個人的なレポートを掲載しています。
この情報はあくまでも私個人の感じたレポートです。私は Macintosh と Windows PC の両刀使いではありますが、基本的には「Mac 使い」なので細かなところでは理解不足の点があるかと思います。以下の内容を無条件で信用しないで下さい。みなさん個人の価値観で判断して下さい。

日経BYTE 創刊15周年企画(パーソナルコンピューティングの未来)

 初日に開催された無料の講演。日経BYTE に15年続いた「混沌の館」というコラムの筆者である SF 作家のジェリー・パネル氏の講演だったのだが、テーマと内容が全く違っていた。正直言って期待外れ。事務局はこういう基本的な交渉はきちんとやって欲しい。講演内容がパネル氏に正しく伝わっていなかったとしか思えない。いくら無料とはいえ時間をさいて聞きに行っているのだ。しっかりして欲しい。パネル氏も観衆の反応が良くないのを感じたのか予定より早めに切り上げてしまった。


基調講演(アップルが創る新しいパラダイム)

 3日目に開催された無料の基調講演。初日の基調講演を上回る盛況でした。アップルコンピュータのワールドワイドプロダクトマーケティング担当の副社長フィル・シラー氏の講演。ステージには1組の Power Macintosh G4 と Cinema Display、iBook 一台と Studio Display が4台用意されている。「アップルはユーザが愛する製品を創れるから素晴らしい。アップル社員は自分達のやっていることを気にいっている者ばかりだ。」と講演をスタート。

QuickTime - Digital Video on PC -

QuickTime デモ Mac OS 9 4つの製品群について iMac について iBook について AirPort について PowerBook G3 について Power Macintosh G4 について Power Macintosh G4 デモ ディスプレイについて 個人的感想

 さすがに Macintosh ユーザが多かったのだろう、最初こそ静かだったが次第に盛り上がり Mac World Expo 並みの盛り上がりとなった。G4 の速さも実感できたし十分な内容だったろう。ただ、Mac OS X などの説明はなかった。限られた時間であるので仕方なかったのだろう。事実アップルブースのステージでは Mac OS X の説明もされていた。やはり、Mac World Expo とは勝手が違うようだ。アップル製品がもっと売れればそれなりの裁量権が得られるのだろうか、それともスポンサー料を増やせば良いのだろうか。
 余談だがアップルはこの講演参加者にTシャツをプレゼントしてくれた。たいへんうれしいことなのだが、そこまでしてくれなくても十分なのだ。無料でこれだけ素晴らしい講演(ショー)を見れたのだから。これだけの内容なら入場料を取られても満足できるものだ。まあ、聞きに来てくれてありがとう、ということなのだろう。ありがたいことである。


アップルのステージ

 アップルのステージでは「iBook/iMac」「Mac OS Sneak Peek(ちょこっと紹介)」「Power Macintosh with Velocity Engine」「QuickTime 4 & Final Cut Pro」の4テーマで行われていた。基調講演とダブらない程度に感想を交えて紹介する。


その他のステージ

 World PC Expo なのでアップル以外にも見るべきものは多かった。Windows Expo からそれほど時間が経っていないとはいえである。それらを私の興味を引いたものとして紹介したい。

オリンパスの CAMEDIA C-2500L

Parm Pilot(3com ステージ)

マイクロソフトの Small Business Server 4.5

CPU 競争

その他


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そんなにたいしたページではありませんが…(^^;)

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