2001/02/24
やっとお祭りらしくなってきた。だが、……(Macworld/Tokyo 2001 第3日目の第一印象)
- この2日間と違い、今日はこぬか雨で多少寒い。しかし、平年よりは少し暖かいだろう。やっと休日になり、幕張メッセは今日は多くのMacユーザで賑わっていた。ただ、会場のレイアウトに余裕があるため、通路も広く、歩けないようなことはなかった。まあ、このぐらいの人口密度でちょうど良いというところだろう。子供連れあり、おじさん・おばさんあり、学生あり、と多種多様なユーザが集結してきている。
- 会場での配り物も心なしか増えたようだ。出展社も休日の今日に向けて初日・2日目とセーブしてきたのかもしれない。各種抽選会には列ができ、各社のアンケートの前は大混雑だ。エキスポはこうでなければ。ビジネスの場であるのは当然だが、年に1度のお祭りなのだから。各社は日頃のご愛顧に感謝し大盤振る舞いをするべきなのだ。それが、さらなるユーザの獲得につながるのだ。
- ただ、手放しで喜ぶわけにはいかない。もともとMacworld/Tokyoにはスーツ姿の来場者が少ない。それゆえ、仕事で来ているのかプライベートなのかかがわかりづらい。そして、仕事といってもデザイナーだったりする。スーツ姿で仕事をする会社員の来場者は少ないようだ。ここを何とかしなければ、これ以上の発展はないだろう。
- 主催社の発表を待たなければならないが、来場者数は大きく昨年を下回ったようだ。昨年より会期が1日短かったとはいえ、今年は天候にも恵まれたわけで、Macintosh人気の陰りは確かなようだ。まあ、パソコン・マーケット全体が低迷状態にあるのでいたずらに悲観する必要はない。そして、こういう低迷期こそチャンスがあるはずなのだ。