勘違いしていませんか?のコーナー

普段、勘違いしがちなものを挙げてみました。
勘違いしてるのは、お前だけだよ〜
ってものがあってもそれはご愛嬌。
『うんちく』のコーナー同様、
飲んでる時とかの話のネタにしてね!
 

フレンチキス

軽いチュッ chu-☆ というキスだと思われがちだが
本当はディープキスのこと。
「フレンチキスして」とか言うと大変なので注意。

役不足

その人の力量・能力に対して、与えれられた役目が軽すぎて
実力が発揮できないこと。

もともと役者が、割り当てられた役に対して不満を抱き、
不平を鳴らしたことから気がことばで、転じて実力の発揮できないことや
簡単な役目・仕事のことをさすようになった。

会社などで、大きな仕事を任された時に
「いやいや、その仕事は、私には役不足ですよ」
と言うと、自信満々の高飛車な奴になってしまうので注意。

●「どんぐりころころ」の歌詞

童謡のどんぐりころころは、
「どんぐりころころ どんぐりこ〜♪」と勘違いされているが
本当は
「どんぐりころころ どんりこ〜♪」
である。

天地無用

荷物などの上下を逆にしてはいけない、という注意書き。

「上下関係なし」と思っている人が多いようですが、
これは、「天地(の区別)は無用」と解釈するのではなく、
漢文流に「天(上)が地(下)になることは無用」と読むとよい。

●硬貨の表はどっち?

年銘の入っているほうが、裏。

コインには表裏を見分ける「日本国」の文字が入っている。
けれど、紙幣には「日本銀行券」としか記されていない。
これは、コインの発行者は日本政府であり、
お札の発行者は日本銀行であることからくる違い。
発行者が別々なら製造するところも別々で、
コインは大阪が本局の造幣局、お札は大蔵省印刷局で作られている。

●赤とんぼ

夕焼け小焼けの赤とんぼ〜♪
おわれ〜てみたのぉはいつのぉ日か〜♪

この”おわれて”は、追われてじゃなくて、負われてである。
”赤とんぼが人間に追われみたのはいつの日か”ではなく
”自分がまだ幼くて、背中に負われてみたのはいつの日か”という意味である。

●気のおけない人

気を遣わなくていい人、
気がねしなくていい人の意味。

本来「気をおく」には「気づかう」という意味があるので、
「気がおけない」は「気づかう必要がない」「遠慮のいらない」という意味になる。
間違っても、親しい友人に「気のおける友達」などと言わないように。

●閑話休題

無駄話や前置きを打ち切って、話の本題にはいることを表わす言葉。

「閑話」は字のとおり閑な話、つまりムダ話。
「休題」はそれまでの話題を中止すること。
ふたつあわせて「これまでのムダ話をやめて
本題に戻ろう(入ろう)」といった意味になる。
「その話は置いといて」というような時に使うのが「閑話休題」。
「ひと休みしよう」という意味ではない。

●フリーマーケットのフリーって?

free(無料の)という意味ではない。
flea(ノミ)からきている。
ノミの市という意味。
この”ノミの市”の”ノミ”は、
「ノミが出てもおかしくないくらいの中古品を売るから」
という意味からついた名前。

●スイートルームのスイートって?

sweet(甘い)という意味ではない。
suite(ひとつづきの)からきている。
居間や寝室がひと続きの間という意味である。

●ショートケーキのショートって?

short(短い)という意味ではない。
shortening(ショートニング)からきている。
もろくて、くずれやすい、という意味である。

●よく見かけるバックスキンのバックって?

裏皮という意味ではない。
本当は鹿皮の意味。
意味が間違って使われて、今では牛皮でも
「バックスキン」と書いてあったりするらしい。

●春眠暁を覚えず

「春眠暁を覚えず」という言葉の元の意味は
「春は気持ちがよいから早起きして働いていて、
いつが夜明けかわからない」ということ。
いつまでも寝ているということではない。


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