過去最悪のBBQ(バーベキュー)
2001年7月20日

#長いのでお暇な時にどうぞ


今まで生きてきて、何度かBBQをしましたが、そのうち、最悪だったBBQ経験を書きます‥‥
(内容は相当、辛口です)



本当は私を含め、女性は3人誘われていたのだが、私以外の2人はたまたま都合が悪く、行けるのは私だけであった。誘ってくれた友達(♀)に、「絶対に来てね〜」と言われていたし、BBQは好きなので、軽い気持ちで参加の返事をした。

そして、当日。誰が来るのかよくわかっていなかった私は、当日になって、♀は私を誘った友達(Aちゃん)と私だけで、あと♂は、Aちゃんの友達と、その人の大学の友達2人の計5人であることを知った。そのAちゃんの友達の♂が幹事でした。

で、当日は、10時に船橋駅集合。私は、そこまでは電車で行った。車は2台で、運転手さん以外は各自、そこに電車で集合となっていた。幹事さんは車で到着。

運転手さん1人が渋滞にはまっていたので、4人集まった時点で、先に買い物をすることにした。駅の大型スーパーに4人で、買い物に行った。

買い物を当日するのはいっこうに構わない。しかーし!幹事を引き受けたのなら、何を買うかくらい(野菜と肉が必要だなー、だから、野菜なら何を買おうとか、調味料は塩は持ってきたけど油がないな、とかさ)考えてきていても良さそうなもの。なのに、何を買うかまったく考えてきていなくて、お店のカートを持ったまま、「えっと、何がいるんだっけ?」って言いながら動かずにじっと立ってるんだもん。(^-^;

なもんだから、私とかは「野菜ならタマネギに、ピーマンに‥‥。えっと、嫌いなものある?」ってほとんどの人が初対面なくせに、どんどんカゴにほうりこんでった。だって、全然動かないからイライラするんだもん。(-_-;;
この時から、ちょっと嫌な予感はしたんだけどねぇ‥‥

しかも、肉を買う時に
「BBQってさー、安い肉がおいしいんだよねー」
とか言いながら、焼きソバ用でもないのに豚コマとか買っていた。

食材を買い終わって、駐車場の車に着いたら、幹事さんが、
「あ、炭を買うのを忘れてた!」
と言い出して、また、スーパーに戻り、最上階まで炭を買いにいったりした。

そんなこんなで、5人分の買い物だけでゆうに1時間はかかってしまった。
で、やっとこさ、出発。

その幹事さんが「九十九里の海岸に行く」と言っていて、「ここ(船橋駅)から1時間くらいで着く」と話していた。ちょっと遠いなぁとは思ったけど、まぁいっか、ってんで、車に乗りこんだ。もう1台の人はまだ渋滞にはまっていたので、駅じゃないところで待ち合わせにすることになった。幹事さんは、「釣りもしようね、釣竿持ってきたから」と、かなり乗り気であった。

しかし、走ってるうちに、私たちが乗っている車も渋滞にはまって、あんまり動かなくなってしまった。だから、車の中で、「九十九里の海岸まで行かなくてもいいんじゃない?」という話が出て、「途中下車して、稲毛海岸にしようよ」という話になった。
だけど、幹事の人は「いや、九十九里に行く!」って言い張るから、そんなに行きたい海岸があるんだなーって思った。幹事がどうしてもみんなの意見を聞かないので、みんなも納得して、じゃあ、九十九里にしようってことになった。そうしているうちに渋滞も抜けて、車がスムーズに動き出した。そして、もう1台とも合流して、2台で走っていった。

だけど、渋滞にはまっていた時間を除いても、ゆうに1時間以上走ってるのに、いっこうに海岸らしきところに着かない。そしたら、幹事さん、すんごい変なところで車を止めて、一言。
「この辺で、どっかいいところないかなぁ」

「へっ?」って思って、よくよく話を聞いてみたら、なんと「行き先を考えてきていない」って言うのよ!!!! もー、論外!!!

とにかく、「九十九里の海岸でBBQと釣りをしたかった」っていう希望があっただけで、車にはカーナビもついているのに、何を設定していたのだか、「ここどこ?」ってところに着いてしまった。車を止める直前に、海浜公園があったから、もしかしてそこを目指していたのか?と善意に解釈し、一応、「海浜公園通り過ぎましたよね?」って話してみたら、幹事さん、いったい何を見て走っていたのか「そんなのあったっけ?」と言っていた。

で、幹事さん、そこに電話をかけて、BBQができるか聞いてみるって言い出して、ガイドブックで電話番号を調べ始めた。まわりの人は「海水浴してる人いっぱいいるし、普通、海浜公園ってBBQ禁止なんじゃ?」と言っていたのだが、全然聞く耳を持たない。で、私も「電話をかけてみれば、本人も納得するだろう。でも、BBQ禁止だろうなぁ」と思いつつ見守っていたら、案の定、BBQ禁止。

で、しょうがないので、またさらに車を走らせて、なんちゃら公園という林に着いた。幹事さんが「ここならできるんじゃん」って言うから、私が「こういう森林公園って、焚き火禁止だったりしませんか?」って言ったんだけど、やっぱり全然人の話を聞かない。じゃあみんなで見に行こうってことになって、見に行ってみた。そしたら、入ってすぐのところに、でかでかと「バーベキュー絶対禁止」の看板が。ほらね。

しまいに、その辺の川原でやるって言い出した。でも、水場がない(そもそも野菜切ってないし)、トイレは?って話になって、川原でやることは断念。そもそも、多摩川みたいな平坦で広い川原じゃないんだよ。それで、とにかく近くのBBQ場を探そうってことになった。で、みんなで車に積んでいるガイドブックをかき集めて、BBQ場探し。そしたら、近くに2箇所あることが判明!

で、電話をかけたら、1箇所はもう予約で一杯で、当日予約はだめ。もう1箇所は電話に誰も出ない。もう、しょうがないので、ちょっと離れてるけど他では一番近そうなところに電話したら、OKですよ〜ということで、やっとそこに決まった。

でも、場所が成田の近く!!!
海岸に行くはずが、なぜか山の方をひた走って、結局、成田の近くのBBQ場に着いたのが15:30過ぎ!! 何時間走ってるんだよーーーー!
しかーも、「ここBBQ場?」っていう中途半端なところで、普通の小さな公園といったようなところだった。しかーーも、近くに家畜試験場があって、風向きによってはにおうのよね。もー、サイアク‥‥
キレるの通り越して、もう呆れまくって声も出ないという感じ。ハハハハって乾いた笑いが出ちゃってた。

場所を探して車であちこち走ってる時に、幹事さん
「釣りは無理だねぇ‥‥」
って言ったらしいけど、そもそも無理だっちゅーの!
なんか、言動すべてが、まわりの人の神経を逆撫でするんだよなぁ‥‥

で、やっと着いたBBQ場で、急いで準備にとりかかった。そして、野菜を洗って、切っていたらザーッと、大雨(天気雨なんだけど)が降り出した。もー、おいおい‥‥って感じ。ついてないっていうか、もう笑うしかないって感じでした。わりとすぐにやんだけど。
雨が降り出した時は、もう全身脱力。(o_o)
ふっ、ふふっ、ふふふふって笑っている自分がいた。<魂が抜けた状態

しかも、幹事くん、「包丁を持っていくから、持ってこなくていいよ」と言っていたらしいのだが、果物ナイフ(それも全然切れない)1本だけだった‥‥
それはね、包丁って言わないのよ。>幹事くん

そんなこんなで、肉を焼き始めたのは16時過ぎ‥‥ (- -;;;

しかもしかも、幹事くんが、もーーー、どうしよーーもないダメ男で、謝らない!! 場所を考えてきていないこと自体論外だけど、まだ謝ってくれるとか、誠意を見せてくれれば、こっちも気が済むのに、全然一言も謝らない!

なんでも、もう1台の運転手の人に、「俺も調べるけど、お前も海岸でBBQをできそうなところを見ておいてね」って頼んだらしいんだけど、頼まれた人は、前の日、仕事で遅かったので調べられなかったし、まさか、幹事が全然調べてこないとは思ってなかったとのこと。そりゃそうだ。

なのに、幹事くんは、その人が調べてこなかったからだ、って、みんなの前で、その人のせいにするわけ。よくもそんなことが言えるなーって思うし、もー、見ていて、憂鬱になるわけ。(- -;;
男らしさの欠片もないというか。自分の失敗を人のせいにするなんて、人間だめだめ君だね。

で、16時からやっと焼き始めたわけなのだが、幹事くん、自分で自分をフォローするのである。ものすごく暑い日だったのだが、
「いやぁ、ちょうどいい気温になったよね。昼間の炎天下の中BBQしてたら、暑くてやってられなかったよね」
「ちょうどお腹がすいて、肉もおいしいよね」
「みんなに九十九里の海を見せたかったんだー」
「結果的にBBQをする場所はここになっちゃったけど、海岸で海を見ながら食べたかったんだ」
とか。だったら、下調べしてこいよっ!

もー、何しろ、人のことを責めるのと、自分のフォローをするのを聞いていたら、だんだんむかついてきて、私は
「まさか、行き先を決めてないなんて思いませんでしたよ!」
と言い捨てました。まわりの人に「きついね‥‥」とか言われたけど、お構いなし。そもそも、こんな夏場に海岸に着けても海水浴客でごったがえしてて、BBQなんてできないって‥‥ 夏以外ならともかく。

また、ひとりの男の人がすごく気を遣う人で、他の人がみんな怒ってプリプリしているのに、その人がひとりで
「でも、こうしてBBQができたんだから良かったじゃん」
「お腹がすいて、おいしいよね」
「涼しくなったし」
と一生懸命にかばっていた。偉いなーと思ったけれど、きっとこういう性格だから、この幹事くんの友達できてるんだと確信した。私じゃ友達はできない。

しかし、場所が決まってないのに、なんで、幹事くんは、稲毛海岸に行こうって話になった時に、反対したんだろうか? 九十九里の何にそんなにこだわっていたのか‥‥??
ってかさ、合流して車2台で出発する時に、お互いに「調べてきた?」とか「どこに行く?」って確認しあうのが普通なのでは?

合流した時を振り返るに、幹事くんが、その友達に向かって「先に走って」と言ったんだけど(この時点でおかしいと気づくべきだった)、「無理だ」って言われて、幹事くんは特に何も言わずに、「じゃあ」って自分が先導したのである。カーナビに何か設定していたし。

今思うと、何を設定していたんだろうか? そもそも、カーナビって何に使うのか知ってるのだろうか?? 車のアクセサリーとか思ってそう。ついてるとなんとなくかっこいい、とか(辛口)。

しかもさ、カーナビを自慢するわけ。本人はそのつもりないのかもしれないけど、そういう態度がいちいち鼻についていた。自分が運転をしているのに「これTVも見れるんだ」と言って、TVをつけてチャンネルかえてみたり。

また、そのカーナビが、車と一体のもので、ボタンを押すと、車に引っ込むタイプだった。で、道を見てるんだし、カーナビなんだから、運転中は出しっぱなしにしときゃいいのに、いちいち引っ込めたり、出したりする。ハイハイ、わかったから、すごいカーナビだから、運転中に何度もいじるなよーー!って後部座席でイライラしまくりだった。

渋滞にはまっていたもう1台の車と合流した時、5人で2台なんだから、2人+3人に分かれるのが普通でしょ? なのに、みんな幹事の車に乗ろうとしてさ、誰もその合流した人の車に行こうとしないんだよね。私なんて、その運転手の人って初対面だから、ちょっと躊躇したけど、幹事くん、なぁんにも言わないし、誰もそういうの気遣えないのね。類友かぁってちょっと思っちゃったけど(失礼)。

なので、私が「ひとりじゃかわいそうじゃん」って助手席に行きました。イライラするから、幹事の車に乗りたくなかったし。長い時間、初対面の人のずっと車で2人でした‥‥ <これはこれで辛い
はじめまして、とか自己紹介とかしちゃったりして。でも、合流してからは、ずっとそっちの車に乗っていた。幹事カーよりは気が楽だった。

で、そっちの車で2人で話してたんだけど、やっぱり、大学時代は、その人は幹事くんと、そんなに仲が良かったわけじゃないんだそうな。卒業後、数年してから突然、連絡が来るようになって、たまーに誘われるんだそうだ。でも、一緒にBBQしたのは初めてらしくって、こんなに何も考えてきてないのかと驚いた、って言ってた。幹事に頼まれていたのに、自分が調べてこなくて、ごめんなさいとか謝ってたけど。

ところで、この幹事くん、前に大勢でBBQをやった時にいたらしい。よく覚えてなかったんだけど、Aちゃんから聞いて、あーいたかも、って感じだった。私の記憶にはうっすらとしか残ってなかった。そのBBQの時は、用意が終わって焼き始めてる頃に到着したらしい。やっぱりね‥‥

駅で集合時間に会った時、私は、幹事くんの顔を見て、あー会ったことあるなーという気はした。しかし、幹事くんには「はじめまして」と言われた。だから、「前に会いましたよね?」って返しちゃったんだけど。

そしたら、これも車の中で聞いた話だけど、トイレで、幹事くんが友達の♂にむかって、「●●さん(←私のこと)が怒ってるのって、俺が覚えてなかったからかなぁ?」と言っていたらしい。全然違うっての!! 自意識過剰もいい加減にしなさい!

で、16時過ぎから焼き始めたのだが、みんな疲れてうだうだしていたので、会話が弾まないわりには時間だけは過ぎた‥‥(辛口)
途中に何度か雨が降ったりして、雨宿りしたりしていたし。もう、ここまでくると、雨が何度か降ってきても、雨くらい全然気にならないのよね。

で、19時過ぎて、日が落ちてきたから、私が「暗くなる前に片付けちゃいましょう」と言って片付け開始。なんで、私が仕切ってるんだ?とか情けなくなったが、そんな幹事だからしょうがない。しかーし!幹事くん、片付けさえも人にやらせるんだよね‥‥

もー、ここまでくると呆れるしかない。残りの2人が炭とか片付けたりして、汚れ仕事やってるのに、本人はたいした片づけしないんだよね。で、なんだかんだで、そこを出たのはとっぷりと日も落ちた、20時。

行き(発車したばっかりの頃)には、「帰りに時間があったらボーリングに寄ろう」「カラオケがいい」だの話が出てたのに、みんなぐったりしてて、そんな元気なし。

帰りは帰りで、幹事くんは西船橋に住んでいるらしいのだが、もう1人のドライバーさんが、小田原の手前に住んでて、もう1人の友達が茅ヶ崎に住んでるって言っていた。Aちゃんは船橋なのだが、私は東京方面。
#みんな方向違い過ぎ!!

で、幹事はさ、ここまでなったのは自分のせいなんだし、責任持って、送っていけるだけ送るとかすればいいのに、もう1人のドライバーさんにむかって
「俺、Aちゃん送るから、2人をよろしく!」
って、勝手に決めちゃった。

あまりに方向が違い過ぎるので、その2人で話して「品川なら2人ともそこから帰れるから、品川まで送って」ってことにした。幹事の奴、ことごとく最後までむかつかせてくれた。

で、もう1台の車の人に、品川まで送ってもらって、品川で降りたのが22時だった‥‥ (- -;;;
車に何時間乗ってたことか‥‥

Aちゃんは、2人でトイレに行った時とかに、しきりに私に謝るんだよね。だから「Aちゃんは悪くない。悪いのは幹事だ」と言っていた。

だけど、Aちゃんが
「●●さん(幹事の名前)って、計画性がないから心配してたんだけど、案の定だった‥‥」
と言っていた。(-_-;;;;;;

しかも、Aちゃんは幹事に「『女の子』を誘って」と言われていたらしいし、♂が大学の友達だけ(しかも、久しぶりに会った人たちばっかり。それも、みんな行動力に欠けて、いまいち冴えない)ってところが、もしかして、合コンもどきのつもりだった?って感じだし、そのくせ、全然なってないし、なんじゃこりゃーーー(松田優作)って叫びたくなりました。(- -)

周りも冴えない人たち、というのがとても辛い状況(辛口)
誰かひとりでも、行動力のある人がいたら、違っただろうに。
よく言われる、合コンを持ちかけた相手 or 幹事より、かわいい or かっこいい人は来ない、っていうのを見たって感じ。

なぜそう思ったかというと、幹事が「俺が一番いい男でしょ」という発言をしたから。自意識過剰で、そーとー勘違いしてる。することなすこと勘違い。でも、自分ってかっこいいとか思ってるんだろうなぁ。なんか、私からすると、他の2人のほうがよっぽど良かったけどね。

なのに、幹事曰く「(自称?)よく幹事をやっている」らしい。思うに、いつもは、もっと大勢で周りが助けてくれていた or 本人だけが幹事のつもりだったんだと思う。今回のBBQも「俺が幹事したBBQ」のうちの1回に数えられちゃうのかしら??

帰りのSAでも、みんなぐったりしてお茶を飲んでたら、幹事の奴
「みんな、まったりしてるねぇ〜」
って、からかうように明るく言うんだよ!
誰のせいで、疲れたと思ってるんじゃーーー!

12時間以上の長旅でした。
めちゃめちゃ疲れました‥‥
あんなのはもう二度と行きたくないです‥‥
#話のネタにはなったけど

みずきままは、私の帰りが遅いので
「きっと楽しくて帰りにどこかに寄って、盛り上がっているんだわ」
と思っていたらしい。
23時前に、私が帰ったら、全身から疲労感がただよっていたので、一瞬にして楽しくなかったようだと悟ったらしい‥‥

いまどき、ここまでひどいのはそうそう体験できないです。
貴重な体験です。

久々に、だめんず(by SPA!)を見ました。
いやいや、びっくりだったよ。
これだけひどい幹事はお目にかかったことがありません。
ある意味、名幹事。

当然、その後は一切お会いしておりません。
そもそも、連絡先教えてないし。v(∵)

教訓:BBQをやる時には行き先は決めておきましょう

学んだこと:怒りも度を越すと怒る気も失せて、そして乾いた笑いが溢れ出てきます



後日、このBBQに誘われていたんだけど、都合が悪くて来れなかった2人に、「BBQどうだった?」と聞かれたので、かいつまんで、この話をしました。

その感想。

1人は
「行けなくて良かったです( ̄ー ̄;)」

もう1人に、この話をした感想。

「あたしは、もっと言いまくると思う。
友達いるんですか?幹事したことありますか?
気が利かないって言われますよね?
BBQってどこでもできると思ってたんですか?
学生時代なにやってたんですか?
仕事できてますか?
等々・・・。
っていうか、これだけすごいと逆に行きたかったなぁ。」

是非、来てほしかったです。


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