人生初の救急車/尿管結石
2004年9月19日

#長いのでお暇な時にどうぞ



9/19の日曜日の朝、もんのすごい腹痛に襲われ、痛さで目が覚め、あまりの痛さにどうしていいかわからず、脂汗は出るし、吐き気も襲って3度も吐いてしまい、痛さでのたうちまわってしまいました。
どうしようもないので、救急車を呼んで、病院に運んでもらいました。
人生初の救急車です。でも、まったく余裕がなくて、救急車の中をチェックするどころじゃなかった。

痛いというのに「尿とってね〜」「血抜くからね〜」「レントゲンとるからここにまっすぐ立っててね〜」
といろいろ検査され、結局、「尿に血が混じってますねぇ」「レントゲンに石らしきものが写ってます」
ということで、どうやら結石らしいとの診断。
これは痛い!!

痛み止めを打ってくれるというので、打ってもらったのですが、痛み止めの注射はそういうものなのか、それとも看護婦さんが下手だったのか、異様に痛い注射で(針が太かった)、「10〜15分くらいしたら効いてきますからね〜」と言われて、そのまま放置プレイだったのですが、15分経ったと思われるのに、全然痛みが和らがなくて、「す、すみません、痛さが全然おさまらないんですけど」と言ったら「あら?効かない?」と「じゃあ、もっと強い痛み止め打ちますねー」と点滴にちゅーっと液体を注入されました。

10分くらい(?)したら、少しおさまってきて、ふぅと思ったのも束の間で、また痛さが襲ってきたので
「す、すみません。また痛さが・・・」と訴えたら「じゃあ」ということで、座薬の痛み止めを入れられました。

なかなか効かないし、痛さでまっすぐ寝ていられない。でも、寝返りを打つと痛さに響くので、体を揺するように左右に動かしたしりながら、うんうんとうなっていた。すると、看護婦さんがちらっと覗いて「呼吸を荒くするとかえって苦しくなっちゃうから、呼吸はラクにしなきゃダメ!」と怒られてしましました。「リラックスして!」って言われても、リラックスなんてできないっての。

これでなんとか和らいだのですが、立て続けに強い(?)痛み止めを体内に摂取したため、めまいと頭痛と吐き気に襲われ違う意味でダメージ大でした。点滴が全部なくなったので「今日、明日は休日で、泌尿器科の先生いないから、火曜日にまた来てくださいね〜。大丈夫なら帰っていいわよ〜。」と言われて、帰ることに。

ベッドから立ち上がった途端、あまりのめまいと吐き気で、廊下に出てから、ビニール(←ベッドの脇にあったのを持って帰った)に吐きまくってしまいました。うぅ、さんざんだー。

家に帰ってきてからは、ずっと安静にしていたのですが、夜になって、ヤクが切れたのか、23時から4時間ごとに痛くなり、そのたびにヤクを投入しておりました。
ヤクは4回分しかなかったので、「このままじゃ火曜日まで持たない!」
と、月曜日にもらいにいったのですが、
「6時間置きに、1日3回までしか使っちゃいけません!」
と怒られてしまいました。

でも、痛いんだもん・・・
腹痛はすぐなるほうだけど、ここまで痛いのは人生初めてでした。
というか、よく起こる腹痛は、すべて石のせいか!?



9/21の火曜日、検査に行ってきました。
「大きいようだったら、砕くからね〜」
と言われていて、びくびくしていたのですが・・・

検査結果を報告すると、右側の腎臓に小さな石がひとつ、左側の尿管(腎臓から膀胱へ続く管)に大きな石がひとつあって、左側は石が管をふさいでいるので腎臓が腫れているそうです。<エコーの写真とレントゲンを見せられた

これらの石のせいでお腹が、腎臓が腫れているせいで腰や背中が痛くなっているとのこと。

石の大きさが10ミリ越えていないということと、石を砕く場合、副作用が起こる場合があるということで、すぐには砕かずに様子を見ることになりました。
痛み止めと、発作が起きた時の鎮痛剤をもらってきました。
うまく石が動いてくれれば、尿管をつたって(尿と一緒に)体外に出るそうです。
うまく出ない場合や、あまりに腹痛がひどい場合は砕くそうです。

お腹や腰・背中が痛かったら一度、検査してみることをお勧めします。女性より男性のほうがなりやすいみたいです。
#ただ、背中が痛い場合は、胃潰瘍の恐れもあるので背中が痛いという症状は要注意

発作が起こると
「尿管結石は七転八倒の苦しみで起き上がれないほど痛く、
 脂汗を流して苦しむといわれています。
 第一回目の痛みの発作は突然襲うことが多いようです。<HPより>」
のとおりで、痛いなんてものではないです・・・
あそこまでお腹が痛かったのは、人生で初めて。
盲腸の経験はないので、盲腸との比較はできないけど・・・
痛み止め3回打つまで痛みが和らがなかったし。
一説では、お産よりも結石のほうが痛いそうだ。

ということで、まだ体内に石が残っているというわけです。
なので、爆弾かかえてる状態で、突然、発作的に腹痛が起きたりする可能性がある!?



その後、発作は起きていない。
お腹は鈍痛がしている or ん?という痛さはあるが、発作は起こっていない。
それより、お腹より背中や腰が痛い。
それから、薬のせい(?)でトイレが異様に近い・・・


知り合いに話したら、

●「夜中に激痛で眠れなくて途中で失神していつの間にか寝ていた」
という知り合いの話を聞いたばかり

だとか

●同期が会社で突然結石の痛みに襲われたことがあって、ほんの
数分前まで冗談言ってたのに、腹痛が起きたら会話も出来ないくらい
苦しんでいました。周りの人は、あの痛みに耐えられたらお産も大丈
夫・・って変な「太鼓判」を押していました。
同期は、発病し会社から救急車で運ばれそのまま
入院。手術はしなかったけど石は砕いて流したそうです。

だとか

●知り合いは、とにかく石を落として出さなきゃだめと言われて
激痛の中、ビールをがぶ飲みして縄跳びしてその振動で出しました
思わず
”ついカッとなってやりました”
と自白しそうになってしまったそうです
だめ押しでカツ丼出てたら出てたらやばかったそうです

だとかいう話が集まった・・・

会社でも、同じチームの人たちに検査結果を報告したら、部長や課長などのおぢ様たちからやたらと心配された。逆に年が近い人は心配してくれなかった。口で何も言わないだけか?
部長は、1日に何度も私の席にやってきて、どもりがちに「み、水をたくさん飲むといいらしいよ。知ってる?」とか「あれ、痛いらしいじゃない。僕はね経験ないんだけど、知り合いが経験しててね」とか話してくれた。ありがとうございます。
課長からも、メールが届いて「実は、私も3つほど石持ちなのです。かれこれ7年くらい体にいるままです」と書いてあった。
な、七年!? それって、わからなかっただけで、もう体外に出てるんじゃ?
まぁ、当人、知り合いも含めて、意外に経験者は多いらしい。



でも、実は、私、結石は前にもなったことがあって、その時は、尿道結石でした。ここまで痛くなくて、病院にも行かなかったのであるが、

「血尿で痛くて大変大変
 どれ位痛いかというと男にしかわからない
 股間蹴られた痛みと同じ痛みです <ある人の意見より>」

ってな感じで、石が尿道(膀胱から先)にひっかかっているのが自覚できる。
なので、オシッコをするのがものすごく痛くて、辛くて、でも行かないわけにはいかなくて、ほんと、尿に血が混じってるのがわかる。

で、ある時、尿と一緒に「ポロン」って石が出るのがわかって、それからウソのように痛みがなくなるのである。「あー、石が取れた!」って実感できる。

#火曜日の検査の時に、↑の話を先生にしたら、「石ができやすい体質なのかもしれないねー、血とらせてください」と採血を求められた。実験材料か?


今回の石は、自覚症状では、膀胱まで石が到達していない。なので、トイレは問題ないのですが、おそらく、膀胱の上から腎臓の下を結んでいる尿管(?)に奴がいる。だから、左下腹部が痛いのが続いている状態。



その後、今まで以上に水を飲みまくっていたせいか、左側の石は膀胱まで到達した模様? でも、左下腹部がまだ痛かったりするので、まだ下のほうにいるのかもしれない。
それから、右側の腎臓にいた石が、尿管に落ちてきたような気もする。右側は左側より小さいらしいのでいいが、尿管にはつまらないで欲しい。

とにもかくにも、ヤク漬けの日々である。 <9/26記>

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