二日酔い撃退法


乾杯〜っ (*´▽`*)ノC■☆■Dヽ(*´▽`*) 乾杯〜っ

一月〜は正月〜で酒が飲めるぞっ!飲める飲める飲めるぞ〜、酒が飲めるぞ〜なんて、歌ってしまうあなたも、アルコールさえ入っていれば液体は何でもOKというあなたも、米は液体に限る!というあなたも、ついつい、飲みすぎてしまい、つらいつらい二日酔い‥‥なんてことないですか?そこで、「ツラ〜イ‥‥ もうお酒やめた‥‥」と何度も心に誓っても誘われるとついつい今夜も一杯‥‥な〜んてアナタに、賢い飲み方を伝授します。

私の場合は、なんといっても

「まずは牛乳!」

で、やっちゃった次の日にには

「液キャ○!」

なのですが(まじで効きます)、そうではなく、真面目な(?)二日酔い予防&解消法を載せます。興味のある方は、ご覧ください。

※少し横に長くして見てね!


〜ニ日酔いのメカニズム〜


酒に弱い強いは遺伝。アセトアルデヒドを
代謝する酵素がカギを握る。

飲んだ翌朝、頭ガンガン、胃はムカムカ、だる
〜い‥‥これがいわゆる二日酔い。

この不快な状態を回避するには、まず、なぜ二
日酔いになるのかを知ること。原因は明らか。
その人のアルコール代謝能力のキャパをはるか
に超えた分量のアルコールが体内に入り、アル
コールの分解が進まなかったり、分解されたア
セトアルデヒド(二日酔いの元凶)が酢酸に変
化せずに血液に入り、体内をかけめぐるからで
ある。この代謝の役目を担っているのが肝臓だ
が、代謝できる量は1時間に約7g。日本酒1
合を代謝するのに3時間もかかる。多くの酒飲
みは代謝を済ます前に朝を迎えるため、二日酔
いとなる。その間、肝臓は働きっぱなしである。


この肝臓のアルコール代謝能力は、実は遺伝、
体質的なもの。飲めない体質の人は遺伝的に、
アルデヒドを酢酸に変えるアルデヒド脱水素酵
素ALDHのうちの1種類が欠けているか非活
性なので、アセトアルデヒドが肝臓で分解され
ないうちに血液に流れ出し、悪酔いや二日酔い
を引き起こす。日本人は40%がこのタイプと
言われている。逆にヨーロッパやアメリカ、ア
フリカの人はほとんどが飲める遺伝子を持って
いるのだ。

とはいえ、サラリーマンは特に「飲めない」と
は言いにくい。ならば、せめて日頃から肝臓を
保護し、肝機能を高める工夫をしよう。不規則
でバランスの悪い食生活の人は特に、ビタミン
剤やドリンク剤でケアを!

 <二日酔いしやすい酒>

醸造酒よりは蒸留酒を飲むべし!
夾雑物の多い酒は二日酔いしやすい

ビール、ワイン、日本酒などの醸造酒にはコク、
うまみを引き出すと同時に二日酔いの原因とな
る夾雑物(アミノ酸類、糖類、アルデヒド類)
が多く含まれているので、ウィスキーやブラン
デー、焼酎などの蒸留酒より二日酔いになりや
すい。日本酒でいうと吟醸酒は夾雑物が含まれ
ているので、純米種がおすすめ。


〜悪酔いしにくいヘルシーおつまみ〜


上でも紹介したように、悪酔いしないためには
肝臓の機能を普段から高めておくように心がけ
ることが大切。それにはやはり食事が重要となっ
てくる。

肝機能を高めるには、良質のタンパク質をとる
のがいちばん。豆腐、チーズ、卵、肉、魚など
をぜひ。また、アルコール代謝の手助けをする
ビタミンB1をとることも必要。枝豆や豚肉、
野菜類、ゴマがおすすめ。このB1は調理、加
熱でこわれやすいため不足しがちだが、ニンニ
ク、ニラなどと食べると、吸収がよくなる。豚
とニラの卵とじなんかもってこいってワケ。空
腹で酒なんてやめて下記のようなおつまみを食
べること!

◎肝臓機能を高める効果のあるおつまみ
 
その1. 良質のタンパク質
 解毒作用をする肝臓が働きつづけるには良質のタンパク質が不可欠
 
その2. 緑黄食野菜
 野菜はビタミンや食物繊維も豊富。アルコール吸収や暴食予防効果大
 
  例) トマトと魚介マリネ
     トマトはビタミンCのほか、肝機能改善に効果的なセレンも含まれている
    カマンベールチーズ
     チーズも良質のタンパク質源。飲む前に食べると胃壁を保護できる
    エビの塩焼き
     良質のタンパク質がとれるだけでなく、殻ごと食べてカルシウムも
    揚げ出し豆腐
     大豆加工食品はカルシウム、鉄分も豊富。冬なら湯豆腐もOK。
    枝豆
     良質なタンパク質と、大豆にはないビタミンCが肝臓を保護。ぜひ!
    マグロの山かけ
     山芋のヌルヌル成分・ムチンがタンパク質の吸収を助ける
    しまほっけ焼
     魚類は良質なタンパク質を多く含む。ししゃもやサンマなども◎
 
◎アセトアルデヒドを退治するおつまみ
 
その1. タウリンを含む
 アミノスルフォン酸の一種・タウリンは悪酔いを防ぐ
 
その2. システインを含む
 システインも悪酔いを防ぐ。そば、卵、ゴマ、枝豆などに多く含まれる
 
  例) ホウレン草のゴマ和え
     ホウレン草でビタミンA、CとゴマでB1がしっかりとれる
    焼き鳥(レバー)
     粘膜の健康を維持する役割をもつビタミンAが豊富。レバニラ炒めも◎
    海鮮チゲ鍋
     辛い味つけは脂肪代謝を促す。鍋なら多くの栄養素を一度にとれる
    アサリの酒蒸し
     貝類には肝臓の解毒作用を強化する効果のあるタウリンが多い。ハマグリも同様
    豚とニラの卵とじ
     ニラの臭み・硫化アリルが豚肉のビタミンB1の吸収を助ける
    イカのお造り
     イカはタウリンが多い。タコなども多いので、刺身系は注文すべき
    生かき
     活力源となるグリコーゲンをはじめ、タウリンも多く含まれ、栄養価が高い


〜悪酔いを防ぐ&解消を早める、ミニ知識〜

結局、二日酔いを治すには体内からアセトアルデヒドを消すこと!
 
その1. 酒を飲む前の牛乳は悪酔い防止
さらに二日酔いを治すのにも◎


牛乳は酒飲みには大切な一品。飲酒前に飲んでおくとイイとよく言われるがコレ、本当。牛乳やチーズのような乳製品は消化液とまじってゆっくり小腸へ流れていく。そのため、アルコールが比較的長く胃にとどまりアルコールの吸収が遅くなる。そのうえ、胃の粘膜を保護してくれるし、脂肪肝を防ぐコリンやイノシトールなどのビタミンも含まれている。チーズはワインなどともよく合うので、手軽なおつまみとしてぜひ。これらを上手に摂取して胃への負担を少なくしよう。
 
その2. フルーツのビタミンC、
糖分はストレスで弱った身体にキク


フルーツも二日酔い対策には効果的。柿やリンゴ、ミカンに含まれるビタミンCと果糖がアルコール代謝を早めてくれる。もちろん、レモンもOK。ハチミツを加えれば、ブドウ糖補給にもなり効果大。
 
その3. 飲みすぎるとノドが渇く‥‥
そんなときはイオン飲料を


水分補給も大切。アルコールには利尿効果があるから、脱水症状をおこして身体が水分を欲している。ただし、オシッコとして出るときにはナトリウムやカリウムの排出は少なく、逆にマグネシウムやカルシウム、亜鉛といったミネラルを出してしまうので、水ではなくイオン飲料を。また、こうしたミネラルの補給には、アーモンドや落花生などのナッツ系やそばもいい。
 
その4. アルコールを早く体外に出す
これが二日酔い対策の基本


アルコールを対外に早く出すには汗をかくことも効果的。ぬるめのお湯にゆっくり入るといいが、飲酒後は心臓に負担がかかるのでNG。飲みすぎた夜は、寝汗をかいてアルコールを対外に出す工夫をするのも一案。
 
その5. 胃や肝臓がお疲れのときは
マッサージでスッキリ復活


全体の倦怠感、頭が重い‥‥などのときは、マッサージに行くのもいい。マッサージの二日酔いへの効能は、血行がよくなることでカラダの中の老廃物が早く取り除けること。肝臓や胃の疲れは、内臓反射として背部や腰部の筋緊張や圧痛としてなって表れる。これをもみほぐすのがセオリー。背骨の上から数えて9番目、肩甲骨の下にある肝兪(かんゆ)や、腎兪(じんゆ)などを指圧すると内臓の負担を和らげる効果がある。腹部側ではおへそを中心にした中かん(ちゅうかん)や天すう(てんすう)などが効果的だが、これらは自分で処置しにくいので、指圧の先生に任せるのがベスト。自分でできるのは?頭の重いときは百会と天柱を。3秒ゆっくり押す→3秒止める→3秒でゆっくりぬくのリズムで3回。湧泉もきく。(下記参照)
最近では、飲む前日に指圧に行くサラリーマンも多いそう。内臓の機能を高めておくことで、予防をするワケである。これも効果あるらしい。


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