見たまま作文 

  No.997
  題名 イッパク千円
  書込日 08-03-01
イッパク千円

 日本一美味いという湯島天神のそばにある鳥料理の老舗。
靴を脱いでいると、先に上がった仲間が座っているテーブルの方から
 「イッパク千円です」
という店員の声。
 〜えっ、この店千円で泊まれるの!?〜
 〜???〜
 〜あっ、そうか。一卓千円のテーブルチャージか。さすが東京のど真ん中だ〜
 テーブルについてから
 「この店、席料をとるんだね」
と仲間に話すと、
 「・・・!?」
と怪訝な顔をする仲間。だれも相手にしてくれない。

 注文した親子丼を待っている時、店の入口にケースに入った鶏のたまごが積んであるのを思い出し、立ち上がって“検分”に行く。1ケース千円と貼り紙が出ている。
 〜あっ、“イッパック千円”ということだったのか〜


 ケースに入っているたまごは売り物だった。一パックに10個入っている。高〜い!。湯島天神の御祓いを受けたたまごなんだろうか?

 ところで、親子丼は1500円と“少々高い”が、食べてから“けっして高くない”と思った。ご飯と具がしっとりなじみたまらない美味さだ。鶏肉のほどよい柔らかさもいい。
(2008-03-01)