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| No.960 |
| 題名 成果主義は手品を生む |
| 書込日 07-07-19 |
| 成果主義は手品を生む 「このカードの数字は?」 「・・・3です」 「このカードは?」 「・・・6です」 目隠ししたM君は、K君がトランプの山から抜き出すカードの数字を次々と当てる。正解するたびに会場から割れるような拍手が上がる。 小学の高学年の演芸会だったと思う。K君は数字の数だけテーブルをトントンと叩いてM君に伝えていたのである。答をまちがえたり、答えられないと、繰り返しテーブルを叩いていた。なんとも、他愛のない手品だった。 こんな手品まがいのことで学校の一斉学力試験の成績を上げていた学校が東京の江戸川区にあった。校長先生や他の先生たちが試験中の教室内を歩き回り、答をまちがえている生徒の横に立ち、机を叩いて正しい答に誘導していたという。こちらは、なんとも浅ましい手品ではないか。 他にも、障害をもった生徒の成績を除外したり、前年の試験問題を繰り返し教えていたという。 この試験成績の結果で区内の学校の順位付けが行われ、それによって学校への交付金が決まるしくみだ。ちなみに、この学校は前年の40数番目から一躍トップに躍り出たという。 成果主義は、とんでもない手品を生み出すようだ。 (2007-07-21) |