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| No.956 |
| 題名 気弱になったチャピー(再編) |
| 書込日 07-07-13 |
| 気弱になったチャピー チャピーの親指の爪が内側に曲がって伸び過ぎ、それが皮膚に刺さっているようだ。痛がる様子もなかったし、それに病院に連れていくとパニック状態になるので放っておいた。しかし、次第にひどくなるようなので病院に連れていった。 病院では、即座に手術された。 家に帰り、チャピーを布袋から出すと、飼い主の足をズボンの上から噛みついた。「何すんの!」と叱ったが三度も噛んだ。チャピーなりの怒りを表したのだろう。 足先には痛々しく包帯が巻かれていた。手術した足をかばい、歩くのもままならない。完全に、気力消失といった風だ。あまりの悄気返りにかわいそうになり、普段、絶対に上がらないソファーに上げてやった。「いいの?」という目をして、ソファーにうずくまった。 時々、手術した足を震わせる。かわいそうに思いとなりに座ると、頭をすり寄せ「どうなってしまうの?」という目をする。完全に頼りきっている。見ていていじらしい。 その夜、階下に寝てやった。二階との上がり下りが自由にできないチャピーの排便を心配してのことだ。夜半、目覚めたときチャピーは布団の上に寝ていた。こんなことはかって一度もなかったことだ。 翌日もチャピーは、飼い主を頼り、甘えきっていた。その日の午後、包帯を取ってからもそれは変わらず、以前に戻るまで数日かかった。 (1996-11-24) 再編(2007-07-13) |