見たまま作文 

  No.945
  題名 タイヤがパンク、日増しに募る疑念
  書込日 07-06-09
タイヤがパンク、日増しに募る疑念

 「よく、被害に遭わなかったね」。
 “タイヤがパンク、不可解な実話”を読んだ方から聞かされた話だ。「似たような話を聞いたことがある」ともいう。

 あの日の帰り道、“話が出来すぎている!”という疑念を持ちはじめていた。翌日、デーラーから「パンクした形跡はない」「タイヤはほとんど痛んでいない」と聞かされ、疑念が増した。そして「似たような話を聞いたことがある」の話。考えれば考えるほど、疑念が深まる。

 タイヤの空気は駐車場で抜かれたのにちがいない。シルバーマークを貼っていたのが裏目に出たのか。
 駐車場で黒のワンボックスカーの隣に止めた。4〜50分ほどして戻った時、黒のワンボックスカーがエンジンを掛けて止まっていた。パンクを直してくれた人の車も黒のワンボックスカーだった。同じ車か? 黒のワンボックスカーが引っかかる。
 パンクを直してくれた車は千葉ナンバーだった。道の向こう側にも駐車場のあることを知っていた。近々引っ越してくるのだと言う。でも、詳しすぎないか。
 JAFに勤めていたという。油で汚れた手袋、工具はいつも車に積んでいるという。またたくまにタイヤを取り替えた。手際が良すぎる。運が良かったのか話が出来すぎているのか。「パンクしてから結構走っている」というが、デーラーでは「ほとんど走っていない」と言われた。話がちがいすぎる。
 家族連れなのに、子ども二人と奥さんはじっと車の中で待っていた。外に出て、新鮮な空気を吸えばいいのに。出来すぎていないか。

 疑えばきりがない。「謝礼稼ぎでパンクさせる?」。まさかそんな小遣い稼ぎを家族づれでやるわけはない。“美しい日本”だ。親切な人が大勢いる。そのひとりだったのだ。などと思いたいが、疑念は募る一方だ。やはり、話が出来すぎている。
(2007-06-09)