見たまま作文 

  No.942
  題名 池に映るひつじ雲を写す
  書込日 07-05-30
池に映るひつじ雲を写す

 06年11月21日、昭和記念公園の日本庭園。池の端の、見事な枝振りの赤松に群がる法被が絵になっていた。真っ直ぐ立てた高い棒に法被が一つよじ登っている。棒の尖端からたくさんの縄垂れている。法被たちが雪吊りを作っているのだ。

 池に懸かる橋に立つと、池がすご〜く深く、すご〜く広く見える。空の全部が映っているようだ。「この池、こんなに深かった!? 水がこんなにきれいだった!?」。興奮しながらデジカメに写し撮る。この感じが写っているといいのだが。

 パソコン画面に期待通りの絵が再現された。
 そして一句。
  小さな池も
  ひつじ雲を
  映すと
  でっかく
  深〜くなる

「見たまんま写真五行歌」No.703「雪吊り作業を映す池」をご覧ください)。

 後日、昭和記念公園に出かけたとき日本庭園に寄った。だが雲ひとつない晴なのに、池は浅く、狭かった。

 そうなんです。青空にひつじ雲が浮かぶと池は深く、広く見えるのです。
(2007-05-30)