見たまま作文 

  No.929
  題名 田舎者の川崎駅周辺
  書込日 07-05-07
田舎者の川崎駅周辺

 雨の日、川崎駅近くのビルに出かけた。強い雨なので傘はびっしょ濡れ。
 目指すビルの入口。濡れた傘を入れるビニール袋が、見慣れないボックス状の中に下がっている。説明文はないが、ボックスの穴に傘を入れるようだ。そっと穴に傘を入れると、ビニール袋が被さった。ホオ〜ッ、やるじゃない!。被さったビニールの袋の上端が10センチほどの所で半分切れている。これがビニール袋を開く仕掛けのようだ。

 アメリカから進出してきたおもちゃの量販店トイザラスでは、レジスタの横に大きな穴が開いており、そこにビニール袋が下げてある。店員がスイッチを押すとそのビニール袋が大きな口を開ける。店員はそこにおもちゃの箱を入れる。はじめて見たときは感心した。それを思い出した。

 次いでだから、ビニール袋をはぎ取ってくれる機械ができるといいな、と思った。

 同じ日、別のビルの入口。長さ1メートルほどのボックスに「かさ振り場」と書いてある。ボックスは15センチほどの幅で開いている。傘をそこに通すと自動的に水滴を飛ばしてくれるようだ。
 ところがなんの変化もなかった。「なんだ!、これは?」。怪訝な顔をしながら、得体の知れないボックスを見つめていると、年配の女性が笑っていた。

 川崎駅までバスと電車で1時間。田舎者が都会(?)に出ると珍しいやら、面食らうやら。
(2007-05-07)