● 紫斑病 って聞いたことありますか?
子供の様子が変! 慌てて夜間の救急外来や地域の休日診療へ駆け込んだのに、お医者様から「何でもありません、市販の薬を飲ませておけばすぐ治ります。
それよりこんなことで連れて来ないでください!」と言われ、以来夜間の病気は我慢している。
或いは夜間病院に連れて行くのが怖い。
いいんです。 新米パパやママは心配で仕方ありません。それに未経験のエリアです。
先生から叱られたら、「あ〜良かった、大事でなくて」と思えば良いんです。
我慢していて、ようやく朝になってお医者様に行ったら、「なんでもう少し早く医者に診せなかったんだ!」と叱られる様なことになったらもっと大変です。
二人目になると、いきなり余裕が出てきて医者通いもめっきり減ります。 何事も経験です。
それよりもいくら忙しいとはいえ、そんな発言をする医者の方が大きな問題です。 普通の人はそんな事も分からないから医者が必要なんです。
12月も押し詰まったある日、娘を着がえさせていたパパの目に見慣れない斑点が・・・ママに慌てて相談「これってよくある幼児性発心?」ママ「違うと思う」パパとママは慌てて娘をちょっと遠いけど安心して任せられるお医者様へ。 一目見たお医者様はちょっと険しい顔にそして「これは紫斑病の可能性が高い、ここでは精密検査が出来ないので紹介状を書いて連絡しておくから今から直ぐに聖○△□病院に行きなさい。」というものでした。聞いたことの無い病名にパパとママの不安は増大の極みに。
病院について、即精密検査がありました。担当の先生から「このまま入院して貰います、付き添いは出来ません」とのお言葉。まだ5歳なのにたった一人でお泊りなんか出来るのでしょうか。と不安なパパとママを尻目に遠足気分の娘を残して病院を後にしたのでした。
幸運にもそれから2週間の入院と1週間ほどの通院で直りました。
正式病名は特発性血小板減少紫斑病(難病指定)というものでした。
原因は色々のようですが、血小板が減少するために怪我をしても血が凝固しなくなると言うものです。 しかし人間の体は成長や普段の運動などで体の至る所で微量とは言え出血があるのだそうです。それも止まらなくなると、下血や吐血を繰り返し最悪の場合もありえる病気です。通常で血小板数は150000〜250000くらいだそうですが、娘の場合は最小値で55000くらいでした。
今思えば3歳の頃のマイコプラズマ事件以降喘息が残ってしまい、夜中の発作に悩まされていた頃でしたので、喘息薬と咳止めは切らせませんでした。しかしうっかり咳止めを切らせてしまい、分量に注意しながら大人用の咳止めを何回か与えた覚えがあります。その後でしたので、もしかするとそれが原因かなぁと心の中では思っています。
市販の薬を安易に使う事は避けなければいけませんね。子供は大人のミニチュア(小さな人)では無い、まったく別の尺度を持った治療が必要なのですね。。
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● 今後 色々な話題をUPしてゆきます
こんな事言うと失礼かも知れませんが、、、
夜間の救急医はどこかの病院の若手のお医者様のアルバイトが多いです。 だから診療もあまり満足がいかないどころか、逆に見落とされて大変なことになる事もあります。 夜間の救急はほんとに応急手当と考えて、翌日ちゃんとした掛かりつけに行きましょう。
ほんとに体験した経験
夕方4時頃おなか(腸のあたり)がしくしくと痛み出したので、胃薬(整腸剤)を飲みました。
でも一向に良くならず、更にひどくなり、最後には吐くようになり、急遽救急で有名な第一XX病院へ、、、、、、22時頃でした。
若い頭の髪の毛がちょっと立ったお兄さん医者が出てきて、レントゲンは撮ったものの(あまり痛がるので)痛み止めをくれただけでした。
家路へ24時、、、、、 益々痛みは酷くなりAM3時再度同じ病院へ、、、歩くのもやっとになりました。
同じ医者が出てきて、「又来たの! じゃ今度は痛み止めの注射するから」そのあと、お願いして再度レントゲンを撮っても、若いお医者様は「異常なし」で再度、家路へ、、、、
朝が来て、、、意識朦朧となった時にお父さんが、「これはおかしい、おなかも膨れてきた」
で病院へ猛抗議の電話をしました。「一体何を診察しているんだ、吐き気は益々酷くなり、おなかも膨れてきて明らかに単なる腹痛じゃ無い!」
その病院からは、すぐに再度連れてきてと、、、の返事。 再再再度の病院、既に立てなくなり、車椅子で診療室へ、今度は初老の部長格のお医者様と中堅と思われるベテランそうなお医者様二人が待っていました。
そして合計して3回目のレントゲン検査、、、、 心配しながら待っているお父さんの下へ、診察をしたお医者様が来られて「即緊急入院が必要です。」の言葉、、この時既に時間は翌日の16時を回っていました。
そして救急治療室へ。 二人のベテランの医者は申し訳なさそうに謝っていましたが、お父さんの気持ちは治まりません。
お父さんはほっとしたけど、猛烈な怒りが出てきたのです。 あの若手の医者は何なんだ! ここに連れて来い! でも夜間専門医とかでいません。
後で別の所から聞いた話ですが、夜間はどこの病院でも若手の給料の安い未経験な医者がアルバイトでやっているそうです。
事故や誤診に至らないまでも、患者に対する暴言や不適切な説明は珍しくなく、横で聞いている看護士さんもうんざりする事は珍しく無いとか。
● こんな経験お持ちの方へ
―それじゃどんな時に受診すべきか、目安になれば― 。。。いつものお医者様に聞いたお話です。 |
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子育てはとても大変です、子供は成人するまでに本当に色々な病気をします。それこそお父さんやお母さんは子供が10歳になるまでには、予防接種などを含めると何回も何回も小児科や保健所に足を運ばなければいけません。
そんなやっかいごと全部に付き合い終って、ようやく一人前のお父さんお母さんというわけでしょう。そんな病気のことをあれやこれや心配していると、だんだん子育てが、不安で不安でしようがなくなってきますね。一人でも大変なのに、2人め、3人めと増えてくると、お母さんの頭は心配でいっぱいですね。自分の時間なんかとれません。勉強熱心な親ほど、育児書に書いてあることを信用します。でも考えてみてください、病気は無数といってもいいほどにあります。症状も色々です。だから全ての病気を予防するなんて不可能です。
病気は事故と一緒です。 心配しすぎるとなにも出来なくなります。 一人目より二人目は、二人目より三人目はぐっと病院通いが減ります。
関心が薄れたわけではありません。コツが分かるからですね。 一人目だろうと10人目だろうと、親にとっては子供が痛いと、親も同じように痛いのです。